200stackは私(服部雄治朗 開発者)がサイトの受託制作をしていた時に、「こういうのがあれば楽なのに」と感じていたことを実装した静的サイトホスティングサービスです。
同じようにサイトを作っている人が、少しでも便利になればと思っています。
サイトホスティングサービスといえば、良いものがたくさんありますよね。VercelやNetlify、Cloudflare Pages、Firebase Hostingなど、大体のエンジニアの方はこちらを利用しているのではないかと思います。
自分のサイトをホスティングするだけなら、これらのサービスはとても素晴らしいのですが、クライアントワークでサイトを制作する際には課題を感じました。
私が感じていた課題は以下です。
- クライアントにサービスのユーザー登録をしてもらう際に英語のUIを操作する必要がある
- 支払い登録はクライアントにしてもらいたいけど、開発で私も使うので2人分のユーザー登録をする必要があり、クライアントはほぼアクセスしないのに二人分の料金が発生する
- フレームワークを使って開発するので、ビルドしたいけど、毎回ビルドの設定はしたくない
- 静的サイトをホスティングするだけなら安く使いたい
- Basic認証は弱いから使いたくないけど、IP制限はクライアントのスマホのネットワークとかを考えないといけないから大変。ちょうど良い認証方法が欲しい
クライアントにサービスのユーザー登録をしてもらう際に英語のUIを操作する必要がある
エンジニアは英語のUIでも慣れてるから使えるかもしれませんが、日本語のUIじゃないと使いづらい方は多いと思います。そのため、クライアントの支払い登録などはリモートで画面を共有しながら手伝ったりしていました。
200stackは日本語UIなので、「このURLからユーザー登録をしてください」とか「このページから支払い登録してください!」みたいな形でURLを共有するだけで、クライアントに操作をしてもらいやすくなります。
支払い登録はクライアントにしてもらいたいけど、開発で私も使うので2人分のユーザー登録をする必要があり、クライアントはほぼアクセスしないのに二人分の料金が発生する
200stackはリクエスト数に応じた従量課金なので、ダッシュボードにアクセスできるユーザーを複数人登録しても料金は変わりません。
クライアントも開発者もテストをするユーザーもみんなで同じプロジェクトに入れることができます。
お金かかるから君は登録しないでみたいな最悪なことを回避することも可能です!
フレームワークを使って開発するので、ビルドしたいけど、毎回ビルドの設定はしたくない
200stackはNext.jsやAstroなどのフレームワークを使って開発したサイトをホスティングすることを想定しています。
GitHub Actionsを使えば無料でビルドやデプロイもできることが多いと思いますが、サイトを作るたびに設定をコピペしたり、環境ごとの差分を直したりするのが地味に面倒です。僕は面倒くさがりです。
200stackは依存関係のインストールとビルドのコマンドを登録すれば、勝手にビルドしてデプロイまでやってくれるので簡単です。
静的サイトをホスティングするだけなら安く使いたい
静的サイトだから、S3とかFirebase Hostingとかで安く配信したいと思っていますが、ビルドの設定などをしたくありません。
だけど、静的サイトの配信だけで数千円も払いたくありません。200stackは30万アクセスまで月額330円(税込)から使えるので嬉しいです。
Basic認証は弱いから使いたくないけど、IP制限はクライアントのスマホのネットワークとかを考えないといけないから大変。ちょうど良い認証方法が欲しい
Basic認証は平文でIDとパスワードを送る仕組みなので少し不安があります。とはいえIP制限をすると、クライアントのスマホ回線が変わるたびに設定を直す必要があって現実的じゃありません。
200stackでは、ダッシュボードにログインしているユーザーだけがアクセスできるようにしているので、クライアントも開発者も同じ方法で安全に見られます。
200stackを使ってみてね
このように、制作のときに感じた課題を解決するために200stackを作りました。
制作の現場で最高に使いやすいサービスにしていきたいと思っています。
使ってみて気づいたことがあれば、ぜひフィードバックください!!